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日本オーディオ協会が「ハイレゾ」の定義及び推奨ロゴを発表。スピーカーやヘッドフォンについても定義付け

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6月12日、日本オーディオ協会は「ハイレゾリュ―ション・オーディオ(サウンド)」について、ハイレゾの定義や推奨ロゴマークを発表しました。
協会は今回の発表を「これまでのHi-Fiオーディオにつながる”新しい時代のオーディオ”表現として『ハイレゾ』を位置づけました。」とし、「ハイレゾリュ―ション・オーディオ(サウンド)」の更なる認知・普及を目指すものとしています。


ハイレゾの定義をハード側でも

今回のハイレゾの定義は、既に一般社団法人電子情報技術産業協会(略称:JEITA)が設定した定義を原則とし、日本オーディオ協会が付記した「付帯項目」を満たしたものとなります。

アナログ系

  • 録音マイクの高域周波数性能 :40kHz 以上が可能であること。
  • アンプ高域再生性能 :40kHz 以上が可能であること。
  • スピーカー・ヘッドホン高域再生性能 :40kHz 以上が可能であること。



デジタル系

  • 録音フォーマット: FLAC or WAV ファイル 96kHz/24bit 以上が可能であること
  • 入出力 I/F: 96kHz/24bit 以上が可能であること。
  • ファイル再生: FLAC/WAV ファイル 96kHz/24bit に対応可能であること。(自己録再機は、FLAC または WAV のどちらかのみで可とする)
  • 信号処理: 96kHz/24bit 以上の信号処理性能が可能であること。
  • デジタル・アナログ変換: 96kHz/24bit 以上 が可能であること。



また、リニアPCMのFLAC・Apple Lossless・WAV・AIFF、DSDのDSF・DSDIFF・WSD、Blu-ray Disc Audio、SACDについてもハイレゾと認めるが、DVDオーディオについては認められませんでした。

推奨ロゴマークはソニーから譲渡されたもの

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<ソニー株式会社から商標権譲渡を受け日本オーディオ協会が推奨するロゴマーク>

推奨ロゴマークについては、以前からソニーがハイレゾ対応機器に使用していたものを採用しました。
これはソニーから無償譲渡されたもので、今後は協会が決めた「ハイレゾ」の定義(付帯項目を含む)を満たす商品などに使用されるそうです。
また、協会の定める条件を満たしていれば、ロゴの使用は原則無償となります。


巷には「ハイレゾ対応ヘッドフォン」なるものが早くから出回っていましたが、これでようやく堂々と「ハイレゾ対応」を謳えるようになりました。(条件を満たしていれば)
ソフトだけでなくハード側も定義付けされたのは、良い事ではないでしょうしょうか。

関連情報

日本オーディオ協会
ハイレゾリューション・オーディオ(サウンド)の取り組み|PDF
JEITA
ハイレゾオーディオの呼称について|PDF

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